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富士総合火力演習 2017 その1

今年は参加できました総火演(そうかえん)。
3回目ということで、慣れてきました。

仕事でも何でもそうですが、慣れてきた時こそ気を引き締めないと。
と言うことで、”はつゆき”さんが始発電車に乗り遅れ(笑)


アメリカ海兵隊は何があっても仲間を置いていかないのが鉄則。
僕たちは海兵隊ではないので、あっさりと”はつゆき”さんを置いていきました(笑)
今回初参加のIさんご夫婦とも待ち合わせていましたしね。


写真は整理中ですので、分かりやすい戦車の発砲炎から。
これまで90式は撮れていましたが、10式と74式はまだ。

74式は、鉄板の後方からと横から、両方撮れましたので満足度が高いです。
そう言えば映画がありましたね。
「発砲炎、後ろから見るか?横から見るか?」
ちょっと違うかも知れませんが。


まずは74式後ろから



74式の発砲炎



次に横から



74式発砲炎



次は10式。
蛇行後退射撃。砲身は目標をロックオンしたままジグザクしながら後退します。
いつみてもぞっとしますね。(笑)
これは動き的に難しかったです。人の頭をかわすようにして連写しましたが、頭が写りました。


10式発砲炎



横向きは寄り過ぎました。

発砲の衝撃で車体から土煙が上がってます。

10式発砲炎



カメラは7DMk2。発砲炎は、1機会あたり秒10コマの連写で1コマ写っています。
2コマ写った実績はありません。


ちょっと発砲炎の撮影について考えました。
1コマ当たりの割り当て時間が100msec (1sec / 10 = 0.1sec)
シャッタースピードが1/640の場合、露光時間は1.56msec(1/640sec = 0.0015625sec * 1000)
98.44msec間隔の1.56msecの露光で拾うわけですね。


今回の戦車の発砲炎のヒット数は6回。
母数として多くないので説得力に欠けますが、1機会あたり100%の確率で1コマヒット。
2コマヒットはゼロであることから、炎が上がっている時間は100msecに近い100msec前後と想定しています。
なので、秒10コマ以上の連写機であれば機材としては、撮影要件は満たしているかと。


僕は何となくですが、シャッタースピードが少しでも長いほうが炎が写る確率が上がると思ってました。
しかし、冷静に計算すると1/1000でも1/640と0.5msec程度の差しか無いのでヒット率に大きく影響しないでしょう。
それよりも秒当たりのコマ数アップが効果的だと思いました。

ちなみにシャッタースピードは1/640の方が炎の感じが好みです。


by it-kozou | 2017-09-02 21:09 | ミリタリー写真
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